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COMIC BREAK DOWN!

漫画やイラストを描いたり同人誌を発行したりしています。

B.W.C. SFAローデッド(キット)をブルーイング

気付いたら丸々1か月ブログを放置しておりました…。

というのもその1か月間、ずーーーっとモデルガンの製作に費やしておりました。

ブルーイングっていうモデルガンの表面を染める技法が中々上手くいかずに

毎日のように磨いては染め直すという作業を繰り返していたような次第です…。

という事で興味のない方は読み飛ばしちゃって下さいマセ。 

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 ↑完成したB.W.C.製SFAローデットの組立キットモデルガン。

後々説明しますが、実は写真に写っているのは2挺目に買った物。

今回、色々あって同じモデルガンを2挺購入してしまいました。

 

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 ↑こちらは仮組状態(1挺目)。

B.W.C.さんのモデルガンキットは一部のパーツを除いて亜鉛パーツも抜いたままの

状態なので銀色のムクの状態です。

HW製のスライドとフレームも同様で、パーティングラインを削ったり、

バリ取りや平面出しの加工が必要です。

写真はパーツを一旦加工して仮組をした状態で撮った物。

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 ↑仮組してみてパーツの合いと動作がスムーズになるよう調整をします。

このキットの場合、フロントサイト、マガジンキャッチ、エキストラクターの

入る穴等を削る等の調整が必要でした。

 

今回、この銃はブルーイングで仕上げる事にしました。

以前のブログでも紹介していますが、過去にGM-7をブルーイングした事があり、

今回はその時の経験を生かして「側面のみ鏡面仕上げ」を目指したのですが…

 

とてつもない失敗の連続になるとは…

 

ちなみにブルーイングする表面は磨きの度合いで染まり方が変わります。

「マット仕上げ」にしたい場合はサンドペーパー400番で磨くだけでOKですが、

「鏡面仕上げ」にしたい場合は400番~1200番まで順番に研磨して

更に2000番~4000番ぐらいまで布ヤスリ等で研磨します。

 

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 ↑まず最初の失敗。

最初、ブルー液をコットンに浸み込ませて素材に塗り込む方法で始めたんですが、

写真のように色ムラが出てしまいました。

どうも、私には塗り込む方法は向いてないようです…。

ちなみに失敗した場合、染めた表面を全部剥がして研磨を最初からやり直します。

 

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 ↑で、「ドブ漬け」という方法に変えてみました。

ドブ漬けの場合、大量のブルー液に素材を6~8分程漬け込む方法です。

フレームにムラがあるものの、側面は鏡面仕上げ、それ以外はマット仕上げに

染まっています。

 

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↑一度組み上げてみましたが…

よく見ると部分的に光沢のない箇所が…。

これ、何度か失敗して気付いたのですが、染まりが薄過ぎて、

染まっていない下地が出てきてしまっている状態で、

いくら磨いてもどうにもならないのです…。

ドブ漬けの場合、塗り込みよりも塗膜が薄くなりがちで、漬ける時間を

上手くコントロール出来ないとこんな失敗をしてしまうのです…。

そんなこんなで8回ぐらい失敗しては研磨からやり直しの連続。

ついにはスライドの刻印が消えそうになって仕舞い、1挺目をこれ以上

研磨するのは無理だと思い2挺目を購入する事にました…。

 

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 ↑2挺目、スライドの研磨を終えた状態。

なんか、この状態でも十分綺麗なので染める必要があるのか…?

等と自問自答しながらも、再度ブルーイングに挑戦…

 

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 ↑ブルーイングしたスライド。

かなりいい感じに仕上がっています。

写真はドブ漬け、乾燥後に側面の煤を取った状態です。

私は煤取りに「Mr.砥ぎ出しクロス」の2000番と3000番を使っています。

最初は真鍮ブラシを使ったりもしましたが、ホームセンターや東急ハンズ

売っている真鍮ブラシは固すぎて表面を傷つけて仕舞いがちだったので使うのをやめました。

 

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 ↑ブルーイングしたスライドとフレーム。

フレームは変なムラが出てしまったので側面のみ研磨し直して再ブルーイング。

失敗を重ねまくった結果、自分なりにある程度のコツを掴みました。

まず「ドブ漬け」の場合、ブルー液を湯煎して温めて最低8分以上漬ける。

失敗していた時期を思い起こすとかなり気温の低い時期でした。

冷たいままのブルー液で上手く染まらないので、試しに湯煎して温めたブルー液に

漬けてみたところ、非常に染まりが良くなりました。

更に漬ける時間もいろいろ試した結果、最低8分は漬けないと均一に染まらない事にも気付きました(あくまで個人的感想ですが)。

 

以下、完成した写真です。

 

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 ↑B.W.C. SFAローデッド (2挺目)。

スライド、フレームの側面のみ鏡面仕上げで、それ以外はマット仕上げです。

実銃のローデッドは全体的にマット仕上げなのですが、

個人的な好みでこの仕上げを選びました。

ちなみに使ったブルー液はHW部分にはバーチウッドのアルミブラック。

亜鉛パーツにはハートフォードのブルー液で染めました。

 

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 ↑反対側。

B.W.C.のキットはアルタモント製木製グリップや実銃同様のリコイルガイドロッド

が付属していて非常にお買い得な価格設定なのが魅力です。

ただ、実銃はデルタハンマーなのに対して形状の違うハンマーが付属しているのが唯一残念でしたが…。

 

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 ↑結局1挺目もブルーイングをやり直しました。

(写真下が1挺目)

 

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 ↑折角なので1挺目の仕上げを変えてみました。

スライド側面のみ鏡面仕上げにしてフレームは全体的にマット仕上げです。

グリップも手持ちのホーグに交換してみました。

 

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 ↑更に2挺目が完成する前に実験でブルーイングしていた2挺。

 

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 ↑タニオコバ タクティカルベーシック2。

これは初めてブルーイングをしたモデルガンですが、スライドのブルーイングを

全部剥がして再研磨し、スライド側面のみ鏡面仕上げにしました。

(フレームはナイロン製なので塗装仕上げです)

 

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 ↑タニオコバ コルト ガバメント シリーズ70。

こちらはスライドとフレームの側面を鏡面、それ以外をマット仕上げにしました。

2挺目のブルーイングをする前に実験台として湯煎したブルー液で染めました。

スライドにちょこっとムラが出てしまっています。

 

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↑この1か月間、仕事から帰って寝るまでの時間と休日のほぼ全てを費やした4挺。

我ながらよくやったと思います…。